冷え性

 冷え症とは、手、足、腰などの特定部位が冷たく感じる症状。自律神経の失調からくる血管運動機能の異常で、冷たく感じる部位では毛細血管の攣縮が起きている。男性より女性に多い甲状腺機能亢進症更年期障害などでみられます。

東洋医学的な見方

 東洋医学では冷えを未病ととらえます。未病とは、“病気ではないが、健康でもない状態です。自覚症状はないが、検査結果に異状がある場合と、自覚症状はあるが、検査結果に異状がない場合がある” に分けられます。東洋医学での病態は、気が足りていない【気虚】、血が足りていない【血虚】、血が滞っている【血瘀】、陽の気が不足している【陽虚】となります。