靴選びは大事?

足に合わない靴をはいて歩くと足の痛みや変形の原因となります。

それだけではなく、疲れの原因になったり、膝や腰に負担がかかったりもします。

きちんと足に合った靴をはくことで、腰や膝の痛みが楽になる方や、姿勢が良くなったり、肩こりが楽になったり、頭痛がなくなったりする方もいらっしゃいます。

靴は全身を支える足の土台になるものです、靴選びが重要になってきます。

どんな靴がいいのか

1、 かかとまわりがしっかりした靴はだしで立った時にうしろから見ると、かかとの骨が膝から下の骨に対してまっすぐな状態か、やや外反(4~8°)が正常範囲です。外反が強い方や逆に内反している方は、歩く時に足首がぶれ、歩行が不安定になります。これが痛みや変形を引き起こす原因になるのです。かかとが硬くしっかりとした靴をはく事で、かかとの骨の倒れこみを防ぎ安定した歩行が可能になります。かかとまわりの強度を確認するには靴のかかとをつまんだ時に簡単につぶれない靴「こんなに硬くていいの?」位の靴がおススメです。

2、 靴底がつま先から1/3の位置で曲がることつま先から1/3の位置とは、ちょうど親指の付け根に当たります。歩行やランニング時に地面を蹴るのがこの部分より先になります。靴底が足の動きに合わせて曲がる事で効率の良い歩行やランニングを行うことができます。また、靴底が柔らか過ぎても疲労や痛みの原因になります。靴を両手で挟んだ時につま先から1/3で潰れる位が丁度良い硬さになります。

3、 つま先に余裕があることかかとをぴったり合わせてはいた時に、つま先に1~1.5㎝の余裕が必要です。これは足を圧迫せず、変形を起こさせないために必要な余裕になります。ポイントはかかとがしっかりフィットしつま先に余裕がある事です。